今となってはどうでもいいのだが、気になることはいくらでもある。 「最近のウルトラマンはよくしゃべる」 こんな意見をたまに目にする。 たしかに最近のウルトラマンはよくしゃべる。 しかし、昔のウルトラマンだってしゃべらないわけではない。 ここではか…
どうでもいいことではないが、どうでもいいことにしてしまいたい。 私は「就職したくない」という考えだけで大学院へと進学した。 たいした卒論を書いたわけでもない。 ただ、自己満足のためだけに仕上げたようなものであり、 内容なんて何もなかった。 でも…
どうでもよくないとは思うが、どうでもいいことにしてしまいたい。 大学3年次あたりからはじまるであろう就職活動をするのがとてつもなく嫌だった。 合同企業説明会のような所に行くのも嫌だったし、いわゆる「一般企業」と呼ばれるようなところに就職した…
今ではどうでもいい。 私には5歳年上の姉がいる。 夏になると庭にビニールプールを出して水遊びをする。 私が小さい頃の夏の一場面だ。 たしか近所に住んでいた、私より年下のメメ子ちゃんもいたと思う。 私が小学生にあがるころ、体育で使用する水着を買い…
今となってはもうどうでもいいことだと思うのだが、こんなことがあった。 私は循環器に疾患を抱えており、走ることができない。 正確に言えば、走ることはできるが持久力がない。 また、脈拍をあげることができない。 だから小さな時から走ることをほとんど…
今となってはもうどうでもいいことなのだが、こんなことがあった。 社会の時間だったろうか、歴史を調べて一人一枚新聞風の記事を作るという授業があった。その時間はみんな一生懸命作っていた。 次の時間は体育だった。 わたしは体が弱かったため、体育は見…
今となってはもうどうでもいいことなのだが、こんなことがあった。 子供の頃、自室こそあったものの掃除や片付けというものと無縁であった。 とはいえ、もともと物が少ない部屋だったので、足の踏み場もないほど散らかっているということはなく、目につくの…
今となってはどうでもいいことのうちの一つだが、今ひとつ消化しきれないことがある。 いつ頃からか、母と親しくしている男性が家に来るようになっていた。 母は数年前に離婚をしていたので、新しい男性が出来たとしてそれは不思議ではなかった。 一緒に食事…
今となってはどうでもいいことのにも思えるが、こんなことがあった。 学生時代、私に第一次コーヒーブームが到来する。 ドリッパーやサイフォン、手動ミルなどを購入し、見様見真似でコーヒーを楽しんでいた。 当時はインターネットはあるものの、も今のよう…
今となってはどうでもいいことなのだが、こんなこと があった。 ⒈小さな折り紙を谷折りにする。 ⒉そこにチョークの粉をためる。 ⒊後から「なぁ」と呼びかける。 ⒋相手が振り向いた瞬間に「フッ」と息を吹きかける。 勢いよくチョークの粉が舞い上がり、相手…
今となってはどうでもいいのだが、ある日、母親と口論になった。 何が原因かはわからない。 私は理屈できちんと説明しているのに、頭の悪い母親はそれが理解できず、 私は理解できない母親にイライラし、多少口が悪くなる。 母親は私の言い方が気に入らない…
今となってはどうでもいいと思うようなことなのだが、ずっと気にかかっていることでもある。 あの日見たビデオの中には、大人の知識を持った私、 映像関係の仕事が増えてきた今の私にはどうしても腑に落ちない点がいくつかある。 まず、棒読みすぎる演者。 …
今となってはどうでもいいことなのだが、あの日見たビデオは当時の私にとって大事件だった。 公園の植え込みに落ちている雑誌の一部から得られる情報で、それなりの知識は持っていた。 しかし、今目にしたのは動画なのだ。モザイクもない。 次の日、学校でク…
今となってはどうなってもいいのだが、どうしても忘れられないことがある。 手に持っていた道具のスイッチを切ると、女性は服を着てカバンをもってどこかへ出かけた。 ひとりで歩いていると、後ろから男性がやってきて、ハンカチを女性の口に当てた。 すぐさ…
今となってはどうでもいいことだとは思う。 あの日、再生したビデオのこと。 ただ、漢字とカタカナで何か書かれていたと思う。 何行も書き連ねられているわけではなかった。だからタイトルのようなものだと記憶している。 しばらくすると、決して美人とは言…
今となってはどうでもいいことなのだが、ある日こんなことがあった。 姉が「いいもんあるねん」と言いながら、どこからかビデオを持ち帰ってきた。 そのビデオにはラベルも何も貼られていなかった。 余談だが、我が家でビデオと呼ばれていたそれは、世間様で…
今となってはどうでもいいことだとは思う。 私の母は「子どもに手をあげて叱ったことはない」というのが誇りらしい。 でもそれはウソである。 母はヒステリーなところがあって、私は理路整然と叱られたことはない。 何が原因かまでは覚えていないが、あると…
今となってはどうでもいいことだが、宿泊を伴う行事の引率をしていたときだった。 夕食のために食事会場に数百人を集め、座らせなければならなかった。 こういうときの食事はバイキング形式と決まっている。 食事の後のスケジュールのこともあるので、迅速に…
今となってはどうでもいいことなのだが、幼稚園だったろうか、運動会の練習をしていた時だったと思う。 ひととおりダンスの練習が終わり、先生が何かをするために部屋を出ていった。 そのとき、隣にいたやつが私に 「なぁ、今日はもう終わりだと思うか」と聞…
今となってはどうでもいいことなのだが、小さい頃に家族で回転寿司に行くことがあった。 当時の回転寿司は今と違って、レーンの内側に人が立っており、回っていないものがあるとその場で注文をするようなものだった。 たしか黄色が120円。 ピンクが150円。 …
今となってはどうでもいいことだが、書道の授業のときだった。 硬筆だったか、手本に習って文字を書いていた。 私は幼少期から書道教室に通っていたため、習字は腕に覚えがある。だから書道の授業はお遊戯の時間だ。 しばらくして先生が「鉛筆は自分の左の胸…
今となってはどうでもいい。 運動会で綱引きがあった。 支持に従い、与えられた場所で綱を持った時、前にいたヤツが振り返って聞いてきた。 「なぁ、お前、腕の力、つよい?」 綱引きはできるだけ重心を低くして、後ろに倒れ込むようにすればいい。 にもかか…
今となってはどうでもいいことだが どこかの団体が主催する夏のキャンプに 毎年参加していた。 知らない子たちと何日かの共同生活をするため、ある程度気を使いながらのイベントではあるが、そこで出会ったヤツらとはだいたいが仲良くできた。 ある日のこと…