moncraのブログ

言ったこと、したこと、思ったこと。

書道

今となってはどうでもいいことだが、書道の授業のときだった。

 

硬筆だったか、手本に習って文字を書いていた。

私は幼少期から書道教室に通っていたため、習字は腕に覚えがある。だから書道の授業はお遊戯の時間だ。

 

しばらくして先生が「鉛筆は自分の左の胸の前に」と、言い始めた。

 

右利きである私は鉛筆を持った自分の手を、自分の左側に持ってきて文字を書くことに納得がいかなかった。

 

まわりを見ると誰もが辛そうな顔をして文字を書いていた。

 

そもそも縦書きで書いているのに、なぜ左側に腕を持っていかねばならないのか、理解が出来なかった私は、「書道教室ではそんなこと言われたことがない」という思いを胸に、先生の指示に従わなかった。

 

「もんきち君、手は左ですよ」と、注意された。

納得は出来なかったが、先生に注意をされたのでその後は体をよじりながら書いていた。

 

 

引っ込みがつかなくなる。というのはこういうことなんだ。と思った。